吉野晃一くんへ
こーいちくんが超特急を脱退して、私の知らない顔を見せるようになって(それはきっと当たり前のことなのだろうけど)しばらくが経ちました。
私がこーいちくんのことを好きなのかわからなくなってからも、しばらくが経ちました。
最初に言っておきます。
私、吉野晃一くんのファンをやめます。
これは最後の、こーいちくんへのファンレターです。
こーいちくんに宛てた物です。これがこーいちくんにとって良いものか悪いものかわからないように、今これを読んでる貴方にとっても同じです。
他メン推しの方は不愉快になるかもしれません。まだこーいちくんのことを応援してる人も。
でもそれはファンレターをこっそり盗み見た、自己責任でよろしくお願いします。
(あの何千RTっていったはてなブログを何回も何回も読み返してたから、似てしまっていたらごめんなさい。)
私にとってコーイチくんは神様でした。
超特急が大好きでした、その中でも一際輝いてたのはコーイチくんでした。
ダンサーのダンスよりもコーイチくんのダンスが好きでした。
声がいいってよく言われてたリーダーの声よりもコーイチくんの声の方が好きでした。
1番面白いMCをするのはコーイチくんだと思ってました。
いわゆるビジュメンよりも、コーイチくんの方が何百倍も何千倍もかっこいいと思ってました。
ちょっとむちむちしちゃってる時もあったけど、いつでも世界一可愛いって本気で思ってました。
コーイチくんがブログで綴る繊細で柔らかい文章が好きでした。
コーイチくんの触れたら壊れてしまいそうな心も好きでした。
コーイチくんの影があるところにとっても惹かれて、対応に波があっても、コーイチくん以外の特典会には行きたくありませんでした。
何より、コーイチくんの歌が世界で一番好きでした。
コーイチくんの好きなところを書けと言われたら、手が痛くなるくらいにはかけます。
好きじゃないところだってあったけど、そんなの関係ないって思えるくらいに、好きなところがたくさんありました。
超特急を脱退して、コーイチくんはこーいちくんになって、私は進学して、同じクラスに晃一くんがいたから呼び方を吉野くんに変えました。
吉野くんはいっつも誰かから怒られてました。
その誰かはいつも青紫緑赤黄白を纏っていて、たまに黒を着ている人もいました。
私はゆるせなかった。
コーイチくんを好きだった人ならまだわかります。
でも、青紫緑赤黄白、まだ超特急にいるメンバーを推してる人達が、吉野くんを批判する意味がわからなかった。
吉野くんのこと何にも知らないくせに、コーイチくんが歌ってる間、いつも違う誰かを見てたくせに、コーイチくんの声のこと所詮BGMとしか思ってなかったくせに、掌を返したように「あんなにコーイチの歌が好きだったのに」とか「他のメンバーはどうでもいいの」とか、よく言えるなって思いました。
そんなこと言ってる貴方達は、吉野くんのことはどうでもいいんでしょう、と思いました。
彼のしたいことを封じ込めて、やりたくないことをやらせて、それで出来上がるグループになんの意味があるんでしょう。
吉野くんの嫌がることをやらせることは、私にとって殺人よりも重い罪でした。
正直に言います。
私はずっと推し以外どうでもよかった。
超特急っていうグループに、コーイチくんがいなかったらきっと好きになってなかった。
コーイチくん以外のメンバーが脱退していたら、私はまだ超特急のファンでいた。
でも皆そうでしょう?
推しが1番で、それ以外は結局どうでもいいんです。
推しの幸せのためなら、その他の不幸はどうでもいいんです。
だから、他推しの皆さんには吉野くんを批判する権利はあると思います。
でもそれに吉野くんファンが怒る権利もあると思います。意味がわからないって言うくらいいいでしょう?貴方達の推しは今でも貴方達の大好きなグループで活動してるんだから。
だから最後に、覗き見してる趣味の悪い皆さんに言わせていただきます。
ずっと貴方達が嫌いでした。
ライブに行って、番組を見て、ブルーレイを見て、CDを聞いて、コーイチくんの魅力に気づかない貴方達が嫌いでした。
「ゆーてコーイチは〜〜だからw」ってネタみたいに扱う貴方達が嫌いでした。
コーイチくんのブログの更新頻度に文句をつける貴方達が嫌いでした。
特典会でのコーイチくんの態度に文句を言う貴方達が嫌いでした。
スキャンダルの噂がでた時に、勝手に悲しんだり怒ったりする貴方達が嫌いでした。
普段は気にもとめない癖に、脱退ってなった瞬間に「コーイチの歌が大好きだったのに」って被害者面する貴方達が嫌いでした。
コーイチくんのことが1番じゃない貴方達が大嫌いでした。
理不尽だと思いますよね。
「私達には権利があるんだ」ってそう思いますよね。
でもね、そんな権利ないんです。私の中では。
コーイチくんは息してるだけでいいんです。
ただ、歌ってくれるだけでいいんです。
コーイチくんにとって歌はきっと呼吸だから。
ってずーーっとずーーっと思ってました。
あ、いえ、今も思ってます。
じゃあなんでファンを辞めるんだって思うじゃないですか。
お恥ずかしながら、私、思ったより薄情だったみたいで、コーイチくんは大好きだけど吉野くんはそうでもないみたいなんです。笑っちゃいますよね。
あーんな偉そうに盲目オタクしてた癖に、ようやく気づきました。
私、吉野晃一と事務所が作り上げた"コーイチ"が好きだったみたい(笑)
ねえ吉野くん、吉野くんの作る歌、私、好みじゃないの。
ジャズチックなのかな?貴方のファンでいた最後まで、音楽には疎かったからよくわからないけど。
私の中では、胸に刺さる、何回も頭の中でリピートしちゃうような曲じゃないの。
歌詞もね、グッとこなかった。
あくまでこれは私個人の意見だよ、音楽の好き嫌いなんて人それぞれだもん。
でもね、1つ言えるのはね、一般受けする曲じゃないっていうこと。
音楽だけで武道館埋めるのは無理だと思う。
それこそ貴方の大嫌いな特典会とか、オタクへの媚びとか、そういうのしなきゃ無理だよ。そういうの無しで武道館埋めるには、本当に本当にすごい才能がいるんだよ。
もちろん吉野くんには才能があったと思う、ものすごく。
でもね、それってアイドルの才能だと思う。
歌、ダンス、ビジュアル、そしてなによりも、不完全さ。
それが貴方の素敵な才能だった。
でもそれじゃ世間に認められるような曲は作れないし、話題性のあるトークなんてできやしないでしょう。
貴方はグループの中の一人であるべきだったんだ思うの。
うんん、これはただの私の押しつけだね。
コーイチくんに戻ってきて欲しいだけの、私の押しつけ。
吉野晃一くんのライブに行って、Twitterを見て、私の大好きなコーイチくんじゃないなって、ようやく気づきました。
だからやめます。
吉野晃一くんを嫌いになる前に、無理に追いかけるのは終わりにしようと思います。
それで、私はゆっくり、コーイチくんが戻ってくるのを待とうと思います。
きっとそんな日は訪れないと思うけど、想い出はたくさんあるから、私の一方的なものだけど。
一日一日、コーイチくんのことをおもいだしながら、待つのも幸せだ思うから。
まとまりのない、意味のわからない文章でごめんなさい。
深夜に突発的に書き殴っただけなので、もう二度と書くことは無いでしょうから、安心してください。
貴方の推しと貴方に、そしてコーイチくんにはその百倍、幸多からんことを。